さて、今回はどのような内容かというと、
住宅ローンで破綻や危機的状況に陥るかも⁉という方の3つの特徴や共通点についてお伝えしていきます。
今ご覧になっているあなたもずっと念願だったマイホームを建てて住宅ローンを組んだ時に、
・毎月の返済ちゃんと返せるかなぁ?
・この先何が起こるか分からないしなぁ?
と漠然とした不安や心配って少しはありますよね。
とても言い方は悪くなってしまいますが、元々お金の管理がだらしない方だと住宅ローンを組む金額が大きくなって後々後悔してしまいますし、普段から資金を貯めている倹約家の方でも、住宅ローンの知識不足によって破綻してしまうことがあります。
「必ず破綻する」「しない」というのは誰にも分からない話なんです。
なので、今回はそうならないためにも住宅ローンで破綻してしまう可能性が高い3つの特徴や共通点について詳しくお伝えしていきます。
これを読んでいただいて出来るだけ未然に防げるようにお伝えをしていきたいと思いますので気になる方は最後までお読みください。文章が長くなってしまうので3回に分けてお伝えしていきますので興味がある方はフォローしてお待ちください。
結論からお伝えしていきます。
住宅ローン破綻してしまう可能性が高い人の特徴や共通点は下記の3つです。
1.ボーナス払いを大目に組む人
2.金利の見直し時期を忘れている人
3.収入源を予想してない人
他にも原因はあると思いますが、今回は破綻する人の中で共通する特徴の多かった3つについてお伝えしていきます。
住宅ローンは「月々の支払う返済」と「ボーナスが入ったら多く支払う返済」に分けて組めます。ですが、破綻してしまう方の特徴はこのボーナス払いの部分を高く設定してしまう傾向にあります。
要するにボーナスを当てにしすぎている方は破綻しやすい傾向があります。
これは上場企業の会社の方やボーナスがたくさん出る会社に勤めている方に多くて「払えるだろう」という感じで、ボーナス払いを何十~万円と組んでしまいます。
去年起きたコロナもそうですが、過去にはリーマンショックや震災など多くの会社の業績が悪化してボーナスが大幅にカットされるということがありましたよね。
基本給はよっぽどの事がない限り、下がることはない思いますが、ボーナスは会社の業績によって金額が決まります。なので不安定で一概にいくらの金額が固定で必ず貰えるという会社はないんです。
もし万が一、ボーナスが減額されても、やっぱりボーナス払いをやめるとか減額したいという条件変更を銀行に伝えてもなかなか難しいです。
毎月の返済をしながらボーナス払いのお金も貯めていかないといけなくなるので、ボーナス払いを多く含んでしまっていた方は一気に支払いがきつくなってしまいます。
なので、最近多いのがボーナス払いは取り入れず毎月の返済を組むことや毎月の返済額にプラス数万円のボーナス払いにしておくっていう方が主流です。多くの方は勤め先の状況の変化に、柔軟に対応できるようにしています。
≪ここだけの話≫
住宅会社にシミュレーションをしてもらうとわかりますが、ボーナス払いを多くしたとしても、利息の軽減効果はほとんどなくて、ただ月の返済額を減らすことができるだけです。それも微々たるものです。
なので、ボーナス払いをしていると思ってボーナスを別口座などによけておいて、月の返済額がきつければ貯めていたお金から出していくサイクルにすれば金融機関との縛りはなくなるし、考え方によってはボーナス払いをしていると、同じ月返済額をキープすることができます。ボーナス払いを組んだとしても、そこにあまり負担を置かずに、できるだけ月払を中心にして支払いができるようにしましょう。
これがまず一つ目の特徴です。
やはり多くの方は「ボーナスが入るから」と浮足が立ってしまう気持ちがある(私もそうです)のですが、”確実”に予想している金額が入ってくるかどうかは努めている会社の業績次第です。
こんなことがあるかもしれない!という予想の元、しっかり返済設計を考えていただければ幸いです。