土地がなかなか決まらないときに解決するポイントとは⁉

はじめに

さて、今回は家づくりで多くの方が悩まれる土地に探しについて解説していきたいと思います。

家づくりを成功する方法はいくつかあります。住宅会社選び、家のデザイン、家の性能、住宅の価格帯、そして土地探しです。

土地といっても様々な状況や条件があり数多くあります。理想としているカタチや場所に合う土地を見つけることは非常に難しいです。
また土地が売りに出されるタイミングや価格帯も違います。何よりたくさんの方がいい土地を狙っています。

その結果、自分が探し求める土地が無かったり、この土地いいなと思っていたところが他の人に買われてしまうこともあり、自分に合う本当の土地が何なのか分からなくなりことも。り、土地選びの迷子になってしまう方も少なくはありません。

土地が決まらないことで家づくりが進まずにストレスを感じている方に、今回の話を読んでいただき少しでも家づくりの助けになればと思います。

なぜ土地が決められない人が多いのか？

家を建てることは多くの人にとって一生に一度の大きな決断です。
しかし、その家づくりの第一歩である「土地選び」が思うように進まないと感じている方もたくさんいます。

「良い土地が見つからない」「どの土地を選べばいいのか分からない」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。
土地選びには、場所・価格・周辺環境・将来的な発展性など考慮すべき要素が多く、それらをバランス良く評価するのは簡単ではありません。

またご夫婦や周りの方からのご意見もあり、混乱して前に進まないことも。
自分に合った土地を選ぶためのキッカケをご紹介していきます。

土地選びの具体例

土地選びのポイントを具体例を交えながらお伝えします。

具体例①　立地よりも広い庭が欲しい

広い庭が欲しいと思い、郊外の広大な土地を購入をしたケースのお話です。

広い庭で満足していましたが土地調査の結果、なんと地盤が軟弱で想定外の補強工事が必要になり、予想以上の費用が発生する事に。
その結果、家の予算が減少し家の設計を大幅に変更せざるを得なくなりました。

このように、土地選びは単なる「広さ」だけで決めるものではなく、土地の環境や状況も考え総合的に判断する必要があります。

具体例②　土地代を極力かけたくない

価格が非常に安い土地が見つかって購入したケースはどうでしょうか。

周辺環境をよく調べなかったために実際に住み始めてみると、最寄り駅までのバスが1時間に1本しかなく、通勤や買い物に大変な不便なことに。
毎回車を使わないと日常の移動が出来ないという事も。

どちらのケースも極端かもしれませんが、全体的な判断をしなかったために後悔を少なからずしている方もいます。

このような間違った判断を避けるためにも、土地選びには慎重な判断が求められます。

土地選びにおいて、「広ければ良い」「安ければお得」という考え方は危険です。

広い土地でも、地形や方角によっては建築に適していない場合もありますし、草刈りなどの手入れも必要になります。

そして安い土地には何らかの理由があることが多いです。
例えば交通手段が少ない、上下水が土地まで届いていない、建物が残った状態で渡す現状渡しなどが考えられます。

具体的な土地選びの方法

土地選びに成功するためには、まず「理想の家」に必要な条件を洗い出すことが大切です。
その後、予算や生活の利便性を考慮しながら、候補となる土地をリストアップしていきましょう。

・どのような家に住みたいか、家族の希望や将来設計を考慮し、必要な条件（広さ、方角、周辺環境など）とは。
・総予算から土地にかけられる金額を明確にし、その範囲でリストアップした土地を検討します。
・候補となる土地を実際に訪れ、周辺環境や交通の便、騒音などを確認します。昼夜や平日・週末での状況を把握することも重要です。
・土地の用途制限や建築基準法、都市計画法など、法的な制約がないかを不動産会社や住宅会社に確認しましょう。

大事なことは家族やパートナーと、土地選びにおける優先順位についてしっかり話し合うことです。

そして妥協できる点を共通の理解としていくことが重要です。
また、購入後に後悔しないためにも、少しでも不安な点があれば、再度確認や検討を行いましょう。

さいごに

適切な土地を選ぶことができれば、その後の家づくりがスムーズに進みます。
また、土地選びを慎重に進めることはよいですが、時間をかけすぎて欲しかった土地が取られてしまうこともあります。

たくさんの方が土地を探していますので、慎重になりすぎて候補の土地が無くなってしまい、振り出しに戻るという事も聞きます。

土地選びは家づくりの最初で最大の難関ですが、土地選びのポイントを意識して頂くことで、自分に合った土地を見つける確率が上がるかもしれません。
理想の土地で素敵な暮らしを過ごす為にご家族で話し合いながら進めて頂きたいと思います。