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ようやく手に入れたマイホーム。まず初めにやることとは?

はじめに

新しい家に引っ越したら、どんなことから始めればよいのでしょうか?
「やっとマイホームに住める!」という喜びも束の間、荷ほどきや各種手続き、生活環境の整備など、やるべきことは意外と多くあります。

しかし、何を優先すべきか分からず、後回しにしてしまうと、後々トラブルにつながることも。たとえば、設備の不具合に気づかずに使い続けると、修理が必要になったときに保証期間を過ぎていた…なんてこともありえます。

そこで今回は、入居後にやるべきことを整理し、スムーズに新生活をスタートさせるためのポイントを分かりやすくご紹介します。ぜひ参考にして、快適な暮らしを始めましょう!

入居後すぐにやるべきこと

新居に引っ越したら、まずは生活の基盤を整えることが大切です。設備の確認や防犯対策をしっかり行い、安心して新生活をスタートさせましょう。

<1> 各設備・設備機器の確認
まずは、水道・ガス・電気が問題なく使えるか確認しましょう。開通手続きを事前に済ませていても、実際に蛇口をひねったり、コンロに火をつけたりして動作チェックを行うことが大切です。特にガスは開栓作業が必要な場合があるため、開栓手続きが完了しているかも確認しましょう。

また、給湯器やエアコン、インターホンといった設備も正常に動作するかチェックしておきます。万が一、不具合があれば早めに管理会社や施工会社へ連絡しましょう。

<2> 鍵やセキュリティのチェック
新居の鍵がしっかり機能しているかも確認が必要です。玄関や勝手口、窓の施錠を試し、不具合がないかチェックしましょう。特に窓のクレセント錠(サッシの鍵)がしっかり閉まるかは重要なポイントです。

さらに、防犯対策も考えておくと安心です。補助鍵の追加や、玄関ドアの覗き穴カバー、防犯カメラやセンサーライトの設置など、自分のライフスタイルに合った対策を検討しましょう。

<3> 住宅の傷や不具合のチェック
引っ越し直後は家具や荷物を運び込む前に、家全体の傷や不具合をチェックするのが理想的です。特に以下のポイントを確認しましょう。
• 壁や床の傷・汚れ
傷がついている場合は、施工会社や管理会社に報告しておくことで、後々のトラブルを防げます。
• ドア・窓の開閉確認
ドアやサッシがスムーズに開閉できるか、異音がしないかもチェックが必要です。
• 水回りの動作確認
シンクやトイレの水の流れがスムーズか、排水口の詰まりや水漏れがないか確認しましょう。

問題が見つかった場合は、できるだけ早く施工会社や管理会社に連絡し、対応してもらいましょう。引き渡し後の保証期間内であれば無償で修理できることも多いため、放置せずに対応することが重要です。

これらのポイントを入居後すぐにチェックしておくことで、後々のトラブルを防ぎ、安心して新生活をスタートできます。少し手間はかかりますが、快適な住まいを長く維持するためにも、最初にしっかり確認しておきましょう。

生活インフラ・手続き関連

新居への引っ越しが完了したら、まずは生活インフラや各種手続きをしっかりと済ませておきましょう。これらの手続きを怠ると、後々の生活に支障をきたすこともあるため、優先的に対応することをおすすめします。

<1> 住所変更の手続き
引っ越し後、まず行うべきなのが住所変更の手続きです。特に役所での手続きは期限が決められているため、早めに済ませましょう。
• 住民票の移動:転入届を提出し、新しい住民票を取得する
• 印鑑登録:必要に応じて登録変更を行う
• マイナンバーの住所変更:役所で更新が必要
• 国民健康保険や年金の手続き(該当する場合)
また、運転免許証、銀行口座、クレジットカード、保険会社などの住所変更も忘れずに行いましょう。これを怠ると、重要な郵便物が届かないなどのトラブルにつながります。

<2> 郵便の転送届を出す
郵便局では、旧住所に届いた郵便物を1年間新住所へ転送してくれる「転送届」のサービスを提供しています。手続きは郵便局の窓口だけでなく、インターネットからも申し込めるため、事前に申請しておくと安心です。

<3> ゴミ出しルールの確認
新しい地域では、自治体ごとにゴミの分別ルールや収集日が異なります。以下のポイントを確認しておきましょう。
• 可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみの分別ルール
• 収集日・収集時間(地域によっては夜間回収のところも)
• 粗大ごみの処分方法(自治体ごとに申し込みが必要な場合も)
地域のルールを守ることで、トラブルを防ぎ、快適に生活することができます。

<4> インターネット・Wi-Fiの設定
新居でインターネットを快適に使うためには、事前に回線契約やルーターの設定を済ませておく必要があります。
• 固定回線(光回線など)の開通工事が必要か確認
• Wi-Fiルーターの設置と設定
• スマート家電やセキュリティ機器のネットワーク接続
インターネット環境が整っていないと、仕事やエンタメに支障が出るため、早めに対応しましょう。

<5> 火災保険・地震保険の最終確認
火災保険や地震保険は住宅を守る重要な保険です。すでに契約済みの場合も、補償内容や適用範囲を再確認しておくことをおすすめします。
• 補償範囲が新居の条件に適しているか
• 必要に応じて特約の追加や見直しを行う
• 保険証券の保管場所を決めておく
これらの手続きをしっかり行うことで、新しい生活をスムーズにスタートできます。後回しにせず、できるだけ早めに対応しておきましょう。

家を快適にするためにやること

新居での生活をより快適にするためには、住環境を整えることが重要です。以下のポイントを意識することで、快適で心地よい空間を作ることができます。

<1> 収納の整理と家具配置
新しい家に引っ越すと、収納スペースの使い方や家具の配置に悩むことが多いです。まずは、生活動線を考えながら家具を配置し、頻繁に使うものとそうでないものを分けて収納しましょう。
• 収納ルールを決める 収納の基本は「使う場所に収納すること」です。例えば、キッチンでは調理器具をコンロ周りに、リビングではリモコンや雑誌を手の届く範囲に置くと便利です。
• 家具・家電の配置を最適化 家具の配置は、スペースを有効活用しながら快適な動線を確保することが大切です。動線を意識して配置すると、部屋が広く使えるだけでなく、ストレスなく生活できます。

<2> カーテンやブラインドの設置
カーテンやブラインドは、外からの視線を遮るだけでなく、断熱や遮光の効果もあります。特に、日当たりの強い部屋では遮光カーテンを、冬場の寒さが気になる場合は断熱カーテンを選ぶとよいでしょう。また、色や素材を工夫することで、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。

<3> 湿気・カビ対策
新居でも、湿気やカビには注意が必要です。特に、梅雨時期や冬場は湿気がこもりやすいため、換気の習慣をつけることが大切です。
• 換気の習慣をつける 朝起きたら窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、湿気対策になります。特に、風呂場やキッチンなどの湿気がこもりやすい場所は、換気扇をこまめに回すようにしましょう。
• すぐにできるカビ予防方法 除湿機や除湿剤を活用するほか、家具を壁から少し離して設置することで空気の流れを作り、カビの発生を防ぐことができます。

<4> 観葉植物やインテリアの工夫
部屋を快適にするためには、視覚的な要素も重要です。観葉植物を置くことで、リラックス効果が得られ、部屋の空気もきれいになります。また、クッションやラグを取り入れることで、より居心地のよい空間を演出できます。
• 観葉植物の取り入れ方 初心者には、サンスベリアやポトスなどの手入れが簡単な植物がおすすめです。
• 心地よい空間を作るアイデア 照明の明るさを調節したり、香りのアイテムを取り入れることで、リラックスできる環境を作ることができます。

快適な住まいを作るためには、収納や家具の配置、湿気対策、インテリアなど、さまざまな工夫が必要です。ちょっとした工夫で、日々の生活がより豊かになりますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

新居に入居した後は、やるべきことが多く、何から手をつければよいのか迷うこともあるかもしれません。しかし、設備の確認や手続き、快適な住環境の整備を順序よく進めることで、スムーズに新生活をスタートできます。

まずは、水道・ガス・電気などのインフラの確認や、鍵・セキュリティのチェック、住宅の傷や不具合の確認を行いましょう。その後、住所変更やインターネットの設定などの手続きを済ませ、日々の生活を快適にするための収納やインテリアの工夫、防湿・防犯対策を進めていくのが理想的です。

さらに、長く快適に住み続けるためには、定期的なメンテナンスも欠かせません。排水口の掃除や換気の習慣をつけることで、家をきれいに保つことができます。また、ご近所との良好な関係を築くことで、安心して暮らせる環境を整えられるでしょう。

事前にやるべきことをリスト化し、計画的に取り組むことで、新生活の不安を減らし、快適な住まいを実現できます。今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合った新生活の準備を進めてみてください!

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