今回も前回に引き続き予算オーバーしやすい家の買い方についてお伝えしていきます。
前回は、第3位のみお伝えしていきましたが、今回は2~1位とお伝えしていきますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
予算オーバーしやすい家の買い方第2位、それは。。。
複数の住宅会社で検討せず、たった1社だけの資金計画や家の見積もりだけで判断し決定する際によく起きてしまいます。
当然ですが、住宅会社には良心的な会社もあれば、そうでもない会社が存在するのも確かで、最初に悪い住宅会社に当たってしまった場合には、結果的に予算オーバーしてしまう可能性があります。
例えばどんなことが起きてしまうかというと、家の見積もりを出してもらったけど、あとから別途費用が多く掛かってきたり、住宅価格が安いのに諸経費が予想以上に多かったりなど様々です。しかも、そういう会社に限って、結構キャンペーンとか値引きとかが用意されていて、今月中に決めてくれたら家電をサービスしますとか、ここから200万円さらに引きますとか、ほかの住宅会社を検討する時間を与えずに決断を迫っていきます。慎重なお客様は、それに惑わされずじっくり考えるんですが、やっぱり大きな金額のマイホームで少しでも安くなったら嬉しいのは皆さん一緒だと思うので、ついついこの誘惑に負けて、他の会社を比較しないで契約してしまいます。
これを防ぐには、値引きやキャンペーンも確かに魅力かもしれませんが、自分自身でぐっと抑えてもらい、いくつか住宅会社の見積もりを比較検討して、家作りにどういう費用がかかるか、後から追加になる費用がないか、しっかり全体の金額を理解して納得してから。契約することが大切です。
2位に関しては、ご理解いただけたでしょうか。一つお伝えできることは、住宅会社毎に資金計画のやり方が違うケースが多いです。だからこそいろいろな住宅会社を見て、しっかり自分の中で落とし込んであげてください。
では、第2位は終わりにして、第1位についてお伝えしていきます。
それは、、、、
これはお客様自身がマイホームの理想や希望について優先順位が明確になっていないのが原因です。本当に絶対やりたいことなのか、予算が合えばやりたいことなのかなど、無いものばかりをねだってしまい、結果現実を見たときに予算オーバーになってしまうことがあります。多くの人が一生に一回の家作りです。
せっかくマイホームを建てるんだったら『性能も高くしたいしデザインもおしゃれでLDKも広くしたいなどあれも欲しい、これも欲しいとこだわりを持つのは当たり前のことですが、全て希望を詰め込もうとすると正直、お金がいくらあっても足りなくなってしまいます。
できるだけ希望を盛り込むことは大切ですが当然予算オーバーしてまで叶えることではないと思います。
家づくりは幸せで楽しく豊かに暮らして行くための1つの手段で決してゴールではありません。家づくりが原因で旅行に行けない、趣味も楽しめない、仕事ばっかりで子供と遊べない家族との時間が作れないとなってしまったら本末転倒です。
何のために、高いお金をかけてマイホームを作ったのか分からなくなってしまいます。そんな結末は絶対に避けてほしいので、まず自分たちの理想や希望をまとめて簡単ではないと思いますが、優先順位をつけて予算オーバーにならないように、住宅会社の人と相談しながら整理するようにしましょう。
無理なく生活が楽しめる予算の範囲内で上手に理想を叶えるためのプロとしての提案をお手伝いをしてくれるはずです。
それでも先ほどの話の繰り返しになりますが、しっかり不満なく話を進めてくれる住宅会社は少ないです。
しっかりお客様の中で見極めながら最高の家づくりをしてください。
では話は以上にして最後まとめに入ります。
予算オーバーしやすい 家の買い方は
3位 資金計画が甘い
2位 比較検討をしないで住宅会社を決める
1位 希望の整理が出来ていない
それぞれ解説をしていきましたが、結論家づくりで予算オーバーしてしまうと、予定していたよりも住宅ローンの借入額を増やしたり、貯金をさらに崩したり、それができない場合には親に頼んで貸してもらうとか、どちらにしても最終的には崩壊につながってしまう可能性が高くなります。
家を建てる目的は人それぞれだと思いますが。今より幸せに今より豊かに今より快適に暮らしたいという気持ちは、誰しも望んでいることだと思いますので、しっかり自分の中で整理してもらい、住宅会社と打ち合わせに臨んでもらえればと思います。