2024年以降、住宅ローン通りにくくなるかも?

さて、今回は日銀がマイナス金利を解除したことによって、今後の住宅ローンがどうなっていくのか?予測。。。ではないですが、可能性を見ていきましょう。

まず今回のマイナス金利解除の概要の話をしていきます。
はじめにマイナス金利を解除したのは『政策金利』です。

【政策金利とは?】
景気や物価の安定など政策上の目的を達成するために日銀が接点する短期金利のこと。

この政策金利は別名短期金利と言われ、住宅ローンの変動金利に大きく影響をしています。

短期金利=変動金利と連動する
長期金利=フラットと連動する
と覚えておきましょう。

繰り返しになりますが、日銀が政策金利を引き上げる(マイナス金利解除)ということは住宅ローンの変動金利に影響が出る。いわば変動金利が上がるかもしれないということです。

今現在、全国の住宅検討者&住宅取得者のうち、固定金利と変動金利の割合でいうと変動金利が約7割と多くなっています。ということは日経新聞さんの記事でも掲載がありましたが貸し倒れリスクが増えてくる可能性があるということです。

ここだけは生活に関わってくることですので注意をしましょう。

これから変動金利を組んでいいのか?
結論からお伝えするとOKです。
※ただしリスクを考慮した上で変動金利を組むことをおススメします。

日銀のマイナス金利解除後、多くの銀行が変動金利を引き上げるだろうと予測が出来ましたが、引き上げたのはほんの一部の金融機関だけで「引き下げ」もしくは「現状維持」の金融機関がほとんどでありました。

なぜだと思います??

金融機関は金利の差額で儲けることがメイン事業です。
ということは、「今後金利が上がるかもしれない」という予測が出来るのであれば今のうちにたくさんの住宅ローン利用者に貸したいと思うのが欲ですよね。

そうすれば長期的に考えると同じ住宅ローン金額でも多く銀行が儲かる可能性があるので、今、銀行は貸したがると思います。

ですが!!!!!ここで注意点です。
あくまで銀行は多くの人に貸したいと思っていますが、同時に「貸し倒れリスク」も当たり前のように考えます。

だからこそ勘違いしてほしくないのが、今は住宅ローン通りやすいんだ!ではなく、貸し倒れリスクが少なそうな人には優先的に貸していく考えになっていくのではないかと思っています。

その中で注目されているのが「頭金」です。
今どこの金融機関も力を入れているのが変動金利ですが、その変動金利を組むにしても「頭金○○%を入れた方」と小さく記載があって少しでも貸し倒れリスクが減るように金融機関も工夫をされています。

ということは今低金利で住宅ローンを借りたいのであれば頭金をしっかり入れることが重要になってきます。頭金の目安は10%~ぐらいを見ておけばいいでしょう。

一昔前だと頭金なしでも大丈夫!のようなキャッチコピーが流行りましたが、今の時代それは合わないかもしれません。
だからこそイエログ筆者個人的なおススメはもし住宅ローンを多く借りていきたいのであれば頭金を貯めることをおススメします。

そういった生活において貯金が出来る人、余剰資金をしっかりためることが出来る人、貸し倒れリスクが比較的少ない人に対して優先的に貸し出す。
金融機関から見た住宅ローン利用者の見方も徐々に変化しています。

もし金融機関から「良い目」で見られないであれば、資産や貯金そして頭金というのをしっかり家族で計画をし、家づくりに備えてください。

※あくまでイエログ筆者の個人的な意見も入っていることを認識していただければ幸いです。

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