家族に優しい家にするために・・・

今回の記事は赤ちゃんになるべく優しい家をつくるポイントについて解説していこうと思います。

子育て世代の中では、赤ちゃんにとって住環境が良い家づくりをすることは必要不可欠かもしれません。
もちろん赤ちゃんでいられる時期なんて言うのはとても短い期間なので赤ちゃんのためだけという訳ではないですが、少し配慮したり工夫したりしてあげるだけで、ご夫婦はもちろん赤ちゃん、子供まで過ごしやすくなるのでもし興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

親御さんが子育てをする上での心配事は家の中で転んでしまったり、どこかの角にぶつけてしまったり。。。。他にも何かを口に入れてしまったりなどなど。。。
もちろん軽傷で済めばいいですが、大事故につながるかは運次第の部分もありますので、なるべくそういったリスクは避けて頂きたいと思っております。

今回の記事ではそういったリスクを減らすためにどのような家が優しい家なのかについてお伝えしていきます。

それでは結論からお伝えしていきます。
1.床材の工夫
2.玄関アプローチ
3.窓
4.キッチン

になります。
他にも考えられることは様々ありますが、今回はなるべく簡単なものでお伝えしていこうと思います。
そういった基本の知識を理解しておくことで家族みんなが快適に過ごしやすくなると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.床材の工夫

現在アパートに住まれている方はあまりわからないかもしれないですが、床って材質によってはとても柔らかいものからすごく硬いものまで種類がバラバラです。
なので、そういう意味では床に使う素材の選択もすごく大切な要素と言えます。

ましてや、赤ちゃんは家族の中で一番床に近い位置で生活をしていて寝転がったりハイハイしたりおもちゃで遊んだり、など一番床に触れているのでないでしょうか。
だからこそ、床の掃除など清潔感を保つことは大前提として出来るだけ自然素材のモノを使うのがおススメです。俗にいう無垢材というものです。

材質の事を細かく言うとわからなくなってしまうので省略しますが、本物の木は空気中の温度が木の表面に伝わりやすいので触ったときにジンとした暖かみがあります。
それは逆に夏場などに関しては暖かみを感じれますので、ハイハイをして床に接する時が長い赤ちゃんにとってはとても快適な住空間です。

他にも有害物質についてです。
今では有害物質を発しないフローリングも増えてきていますが、モノによっては常に有害物質を発し続けるフローリングなどもありますので赤ちゃんの健康被害にもかかわることですので注意が必要です。

2.玄関アプローチ

玄関アプローチは聞いたことありますか?
これです⇩⇩

画像

玄関アプローチは道路から入ったとき、駐車場から玄関までの通路を言います。
家を建てる敷地の状況によってはどうしても段差や階段を作らないといけない場合が多いです。
なかなか赤ちゃんがここをハイハイすることは考えられませんが、歩けるようになったぐらいが一番危険です。もちろん転倒リスクも考えられますし家族みんなにとっても段差がないだけでも出来るだけストレスが掛からないということで今回はお伝えしました。

対策としては、以下3つです。
1.階段をつけるとしたら一段の高さを低くする。
2.段差の奥行きを広くする
3.スロープをつくる

もちろん転倒リスクを減らしてあげられるし上記のような工夫をしてあげると上り下りがしやすくなるのでお勧めです。
ただ、実際には上記のような対策をすることによって段数が増えてしまったり場所を多くとってしまう可能性もあります。その他にデザインや敷地条件によっては対策に制限が出てくる可能性もありますので、しっかり底の部分も踏まえて検討してみて下さい。

注意点として、よく目にする階段は危ないからと玄関アプローチをバリアフリーでよく見るような緩やかな坂にしている方もいらっしゃいますよね。
実は危険だということを認識してもらえれば幸いです。
坂は階段と違って目で認識しずらくなっているため、平坦を歩く感覚で歩いてしまうため、かえって転倒リスクが増えてしまいます。
もちろん車いすなど介護者がご家族にいる場合は別ですが、そういった部分でもやりすぎは逆効果になってしまう恐れもあるので注意してみてください。

3.窓

すでに赤ちゃんを育てている方は実感されていると思いますが、泣き声が気になる方も周りにいるのではないでしょうか?
もちろん昼間であればさほど問題ではありませんが、夜の夜泣きなどになってくると周りが静かになってきているので声が響いてしまいます。

そういった意味では赤ちゃんの声が近所に響いていないかな?などでとても気を使ってしまうかもしれません。

アパートはもちろんお隣さんとの距離が近いので聞こえてしまうのは当たり前ですが、持ち家を持ったとしても普通に赤ちゃんの泣き声は聞こえてしまいます。
そこでおススメなのは窓の工夫です。
窓の大きさを小さくしたり、少なくしたり。。。。
特にフィックス窓と言われるような人が一人通れるかどうかぐらいの大きさの窓を使用してあげると少なからず遮音につながります。フィックス窓はデザイン性にも優れているので自分が建てたい家とうまく組み合わせてあげるといいかもしれません。

他にも通常の窓の大きさで遮音性に優れた窓を使うといいかもしれません。
遮音性に優れた窓を使うことによって窓の大きさ問わず、外の音も入ってきにくいですし、家の中の音も外に漏れにくいです。
ただし、費用がかさんでしまうので注意が必要です。

4.キッチン

最後はキッチンです。
これはほとんどの方が理解されているのではないでしょうか。

結論からお伝えしておくと対面キッチンを選ぶといいと思います。
なぜかはわかりますよね?

赤ちゃんは奥様が料理や家事をしているときにどのような行動に出るかわかりません。
おもちゃを口に入れてしまったりベランダに出て段差をよじ登ってしまったりと奥様の予想外のことをするのは当たり前だと思ってもらった方がいいかもしれません。

そういった部分でも対面キッチンやリビングを見渡せるアイランドキッチンにしてもらうことによって、家事や料理をしながらでも赤ちゃんを見渡せることが出来ます。

最後まとめに入ります。

優しい家をつくるにあたって出来る工夫は
1.床材の工夫
2.玄関アプローチ
3.窓
4.キッチン

の4つとなります。
他にも出来ることはたくさんありますが、それにこだわりすぎて自分の理想の家が出来ないとなってしまっては本末転倒です。

アパート暮らしを現在経験されているのであれば、今子育てをしているうえでどういったところが不安になっているのか、どのような不祥事が起きてしまっているかをしっかり認識してもらうことが必要かもしれません。

そういった不満や不安を住宅会社に話してもらうことで、どういった工夫が出来るかお伝えしてくれると思いますので、遠慮しないで尋ねてみてください。

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