「家の顔」玄関は不満が出やすい場所です

さて、今回は新築建ててから「気づいてしまう‼」玄関の失敗ポイントについて解説をしていこうと思います。

玄関は、、、、自分のご家族も来客の方も必ずと言っていいほど通る場所ですよね。いわば家の顔です。
そんな毎日使う場所だからこそ、こだわりたい気持ちもわかりますがこだわりすぎて「使いづらい」「なんかちょっと変」などの後悔がやっぱりあるのも事実です。
基本的に家はリビングやキッチンを重視して考えられることが多いですが、それと同じように玄関も重要だということを認識していただければ幸いです。

そこで今回は「玄関どういうところを考えればいいの?」ユーザーに向けて玄関の失敗ポイントや考えるポイントについて解説していこうと思いますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

ではさっそくですが、玄関の注意しなくてはいけないポイント4つは以下の通りです。

1.玄関窓
2.玄関収納
3.玄関設備
4.玄関の広さ

では1つずつ解説をしていこうと思います。

1.玄関窓

玄関は色々なメーカーで出しており、おしゃれな玄関からシンプルでモダンな住宅に合う玄関などなど種類は豊富です。

ですが、家を考えているあなたは玄関だけでも無数の種類があって正直迷われてしまうと思います。
そして家のデザインを考えるポイントでも第一に考えてしまうのは、「家のデザインに合う玄関」で選んでしまうことがほとんではないでしょうか。

そこで多くの方で注意を疎かにしてしまうポイントが玄関の窓についてです。
窓はもちろん玄関のデザインの空気感を変えるのにも最適ではありますが、
「防犯対策」や「採光」、「臭いや湿気」にもつながります。

1つずつ解説をしていくと、まずは防犯対策です。
玄関に窓がついていることで、外から玄関の電気がついているかどうかが一発でわかります。空き巣や泥棒は当たり前ですが外から見て「今家にいなさそうだな」という認識のもと、空き巣に入ります。
それもその場その場で空き巣に入るのではなく何日も前からその家を観察し空き巣を実行します。
そういった意味でも出かけるときや旅行に行く際など玄関の電気をつけたまま(電気代は増えてしまいますが、、、)でいると多少の防犯対策になるでしょう。

2つ目が採光です。
どうしても玄関付近もしくは玄関に窓を入れないと部屋が暗くなってしまいます。昼間なのに暗いとなってしまうと日中でも照明をつけなくてはいけないし、気分やテンションも下がってしまいます。

もちろん家のデザインによっては窓の無い方がおしゃれに見えるので窓をなくした方がいいという方もいると思いますが、先ほどお伝えした通り玄関は家の顔です。帰ってくるときや出かけるときに暗いとなんだか寂しい気持ちになりますので、そこも注意してください。

3つ目は臭いや湿気です。
当り前ですが、玄関前に窓がないと湿度が高くなってしまい、圧倒的に湿気が貯まります。そこに追い打ちを打つのが靴です。
靴は臭いものと断定するのは良くありませんが、靴独特のにおいはやっぱり出てしまうものです。よく旦那さんの革靴が雨の日だけ臭いということがありませんか?それも雨にぬれたり湿気で臭いがこもったりというのが原因です。

いわゆる悪循環ということですね。
玄関は家の中で一番臭いが出る場所なのに、その臭いを除菌するものがない、、、さらには湿気があったらその臭いがどんどん広がる。

自然と玄関が嫌いになってしまうかもしれません。
そういった意味では玄関に窓をつけるというアイデアは必要なのかもしれません。

2.玄関収納

玄関の収納は靴が置く場所だけではなく、外で遊ぶもの(例えば三輪車や自転車、趣味のグッズなど)などを置く場所でもあります。
さすがに外で遊んできたものをリビングや室内に入れることには抵抗がありますよね。かといって外に出していたら盗まれてしまう可能性もあるので仕方なく家の中に入れなくてはいけません。

よくある後悔として、収納が足りないと言われることが多く、前述で記載したものを全て収納しようとすると足りなくなってしまうということが起きてしまいます。

結果、玄関にモノがあふれてしまい見栄えが悪くなってしまったり、使い勝手が悪くなってしまいます。

ただし!!!!です。
玄関の収納を多くしようとするとかえって家にかける費用が高くなってしまったりしてしまうので、出来る限りの工夫をしてもらえるといいでしょう。

簡単な解決策としては、これからの使い勝手を想像して棚を付けるポイントと棚を付けないポイント分けるといいかもしれません。

基本的な収納ってこんな感じですよね。


棚が置いてあって、靴などを収納できるようにしてある
これだと極論、靴や靴サイズぐらいのモノしか置けないということです。
そういった意味で考えられるのは棚をつけない収納です。


ここまで大きくは必要ないですが、棚をつけないポイントで多彩なものの収納量アップ!
前述の通り、費用的な部分もあるので、ここまでの大きさは必要ないかもしれないですが、収納の種類を分けてもらうということです。

〇靴などを置く収納(棚つき)
〇靴以外などでアウトドア用品など大きいものを置く収納(棚なし)
を分けてもらうと使い勝手がよくなります。

そしてイエログ筆者からのアドバイスとしては、
「玄関の事を考えたら上限がないので、考えるのは片手間で!」
どういった意味かというと、マイホームを建てた後のことって誰にもわからないですよね。
こういった趣味が増えるやこういったことをやるから収納を用意しておかなくては!と考えると正直キリがありません。ある日を境にキャンプに目覚めるかもしれないし、予測してなかったことなんてたくさん起こります。

そういった意味ではどんなことが起きても対応できるように収納自体を臨機応変型にしておく必要があります。

それがあらかじめ収納を棚付きと棚なしなどで区分けをしておいてどんなことが起きても困らない収納スペースとして用意しておくということですね。

ただ、住宅の費用がかさんでしまうことは事実ですのでしっかり懐事情と相談をしていただいて考えて頂ければ幸いです。

では今回は長くなってしまったので3~4に関しては次回お伝えしていきます。

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